以下に、いくつかの想定されるトラブルの事例を書いていきます。尚、この
中のいくつかは実話に基いたものですが、被害を被られた方の privacy を守
るために、虚実の別は明示しません。
家族の名前、住んでいる市名・町名を記述したページを運営する人が、電
子掲示板上でふとしたことがきっかけで flame(諍い)に巻き込まれた。その
後、電話帳で調べたらしき住所、電話番号、そして子供の学校名や「***(子
供の名前)の帰りが遅いときは覚悟しろ」という脅迫めいたメッセージがその
掲示板に書き込まれた。
とある女性が、自分の写真を掲載したページを運営していたところ、ある出
版社が彼女のページを無断で雑誌に掲載した。この雑誌の企画が、ホームペー
ジを持つ女性をその URL と顔写真込みで紹介するというものだったため、彼
女はその顔写真まで無断引用されてしまったことになる。
職場の人間関係に関わることを日記に書いたところ、同僚の誰かがそれを読
み、上司にリークしたために、社内で問題になった。
とある男性が、自らのページのコンテンツの日記の中で、奥さんとの性
生活に触れることを書いたところ、奥さんの職場の同僚がこれを読み、奥さん
に性的な嫌がらせめいたことを言うようになった。
実名で運営するページに寄せられた感想メールに返事を書かずにいたところ、電
子掲示板に「***(そのページの運用者)は死んだ」という内容の書き込みが
為された。それを読んだ network 上の知人達が二次的に自らのページでそれ
に関して言及したため、本人が気付くまでにその噂は真実として広まってしまった。
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