誕生日

まあこの歳になるとどうでも良い話なのかもしれないが、昨日が誕生日だった。最近、誕生日というと「門松は冥土の旅の一里塚」という川柳が頭に浮かぶ。数え年の頃は門松が正月 = 歳を取る日のアイコンだったわけだが、この歳になると、そういうアイコンを目にすると、死というものに確実に接近しているのだと感じることが時々あるものなのだ。

まあ、でも、厄年から解放されたんだ、という安堵感はないでもない。本当に、僕にとって厄年というのは人生のどん底の時期だったからなあ……まあ今だって、完全にそこから脱し得たわけではないんだが。でもまあ、酒を飲む位のゆとりは出来てきたし、自分で料理を作るのにちょっと食材の質を上げよう、なんてこともできるようになってきた。

食材を贅沢する、ったって、別に霜降りの和牛なんか買う気はない。新鮮なもの、安全なものを買うだけの話なのだけど……一時は、買い物は見切り品の棚から始めるのが常だったものなあ。

2014/08/28(Thu) 12:50:47 | 日記
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T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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