sshfs
今日、ふとしたはずみで sshfs を導入してみたのだけど、何故今まで使わなかったんだろう? と思う程に便利である。
sshfs は、通信に ssh を使ったリモートファイルシステムなのだけど、slogin でログインできる相手の任意のディレクトリを、手元にひょいっと mount したり unmount したりできる。僕の場合は Debian のパッケージを使用したが、ソースからインストールするのもそう難しくはないだろう。インストール後の設定は、/etc/group の fuse(もしこの group がなければ作成する必要がある……というか、それ以前に fuse を使えるようにする必要がある)のメンバーにアカウントを追加する。それだけである。
たとえば、ネットワーク上の bar という端末に foo というアカウントを持っている場合、bar 上の /baz というディレクトリを ~/mnt にマウントしたければ、
$ sshfs foo@bar:/baz ~/mntとすると、パスワードを聞かれるので、それに答えれば、もう foo 上の /baz が ~/mnt にマウントされている。unmount するときは、
$ fusermount -u ~/mntとすればよろしい。
local で Mac OS X と Linux の間でやりとりをする場合、fugenji のサーバ(FreeBSD のサーバだが)と Linux の間でやりとりをする場合……いずれの場合も、これはかなり便利だ。いやーもっと早く使えばよかった。