HDD 交換終了

ThinkPad X61 の HDD を交換した。今回は、Western Digital の WD7500BPKT (750 GB, 7200 rpm) を TSUKUMO の web ショップで購入。かなり贅沢だが、これに Windows 8 Pro と Debian GNU/Linux のデュアルブート環境を構築することにする。

まず、新しい HDD に GNU Parted でパーティションを切り、フォーマットまで済ませておく。それから内蔵 HDD(HGST のだった)と入れ替えて、今までの内蔵 HDD は新しい HDD と一緒に購入したケースに入れる。

まず、Windows 8 Pro のインストールから始める。僕が持っているのはアップグレード版だが、こいつは認識できるどこかに過去の Windows の痕跡を発見すれば、それで任意のパーティションへのインストールが可能になる。だから、古い HDD を USB 経由で接続しておけば、内蔵 HDD の方にクリーンインストールを行うことができるのだ。

Windows 8 Pro のインストールが終わったところで、GNU Parted Live CD から起動し、Linux のシステムを新しい HDD に移す。これは、たとえば新旧のパーティションを mount してから、tar を使って、

$ sudo tar clSf - ./ | ( cd /mnt/sdb1 && sudo tar xfp - )
などのようにすれば良い。移行終了後、/dev/disk/by-uuid 辺りを見ながら、新 HDD 内の /etc/fstab を書き換えておく。しかる後に、Debian のインストーラーの入った CD で起動して、GRUB を MBR にインストールすれば、作業終了である。

Linux に問題がないことを確認したところで、GRUB をアップデートして、Windows 8 Pro も起動できるようにして、全ての移行作業は終了。しかし、この後、Windows 8 関連の面倒なアップデート、それに再起動の嵐が待っているのだった。

2013/04/12(Fri) 13:10:52 | コンピュータ&インターネット
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T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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