ibus-skk で変換がうまくいかない人のために
ibus-skk にしてみると、色々問題も出てくる。たとえば、パネルが出たり出なかったりする。これは最初期からある問題なのだけど、入力モードが分かりにくくて困る以外は実害がないので、あまり積極的に解決しようと思っていなかったのだが……まだそのままだったか。むう。
しかし、こんな問題は実はまだ大したことはないのだ。問題なのが辞書ファイルで、普段僕が使っている巨大な辞書ファイルを指定すると、まともに変換してくれなくなるのだ。これは地味に大きな問題である。
この問題も、実は最初期からそのままになっていたようだ。前にもこの問題で悩んだ記憶があるのだが、そんなことはすっかり忘れていて、今回は annotation のない辞書を作ってみたり……とじたばたやってしまった。散々やっても普段の辞書が使えないので、default の SKK-JISYO.L を指定してみると、あっさりうまく使えてしまうのだが……
では何か制限要素のようなものがあるのか……と、これを書くに際して何種類か辞書ファイルを作成してみたところ、どうやら JIS 第三・第四水準の漢字が入っていると ibus-skk の挙動がおかしくなるらしい。ということで、もしも僕と同じ問題で苦しまれている方がおられたら、JIS 第三・第四水準の漢字を含む辞書ファイルはマージされないことをお薦めする。
詳細に関しては目下更に調査中なので、何か分かったらまたここに書くことにしよう。