V847 mod
ワウを使うときにいつも困るのが、フィルターの効き具合をどのように設定するか、ということだ。これに関しては、機械的な要素(ポットのピニオンギアとペダルのラックの噛み合わせ)もあるし、コンデンサやインダクタ、抵抗の設定もあるので、どのように設定するか、というのは本当に悩ましいところなのだ。
以前に書いたように、僕の使っているワウの場合は、いわゆる Clyde McCoy と呼ばれる最初期のワウと同じ回路構成にしてあるわけだけど、この昔の構成と、現行の V847 の回路との最大の相違が、インダクタと並列に入っている抵抗の値である。現行はたしか 33 kΩ になっていたはずだけど、僕の場合はここを 100 kΩ に変更してある。こうするとフィルタの Q(選択度)が上がって、ワウのかかり方がきつくなるわけだけど、僕の使い方ではこれはやはり少々キツいかもしれない……と、ここ何日か使っていて思うわけだ。うーむ。ここを半固定抵抗に換装した方が良いかもしれない。手元に丁度 100 kB の VR もあるんだが、外から調整できるようにする程でもないかもしれないしなあ……それか、スイッチで 33 k と 100 k を切り替えられるようにしても良いかもしれない。インダクタ周辺の素子に関して配線を引き回すのはあまり気持ちの良いものではないんだが……
まあ、こんな調子である。早く落ち着けて、録音に集中しなければならないのだが……