mixi の山下達郎のファンは Teddy が死んでも関係ないらしい

僕の今日一日の中での最も大きいニュースが、Teddy Pendergrass 死去のニュースだった。いわゆるフィリーソウルとブラックコンテンポラリーのかけ橋とも言える位置付けで活躍したこのシンガーは、僕のような音楽嗜好の人であれば聴かない筈がない……と思うのだけど、mixi の山下達郎関連トピックでこの件を書いて、何の反応も返ってこない。彼等は実は音楽なんかどうでもよくって、山下達郎が何を発言し、何を嗜好するかに倣っていれば自己が保証されると信じて疑わない連中なんじゃないか、と邪推したくなる(というか、これはもはや確信に限りなく近い)。まぁ、そんな下らないことはどうでもいいのだけど。

Teddy というと、僕にとっては、Love T.K.O. が収録されているアルバム "TP" よりもむしろ 3rd の "Teddy" の方が馴染み深い。このアルバムにはあのヒゲダンスで引用された "Do Me" が収録されているので、ひょっとするとお持ちになっている方も多いかもしれないのだけど、この冬の夜にこのアルバムをかけて、1曲目の "Come Go With Me" が流れ出すと、息が止まりそうな心地がする。Teddy の生の声を聴くことはもう二度とないけれども、この心地はきっと僕が生きている限り忘れることはないだろう。穏やかな帰天を祈るのみである。

2010/01/15(Fri) 19:49:59 | 音楽一般
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T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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