Smokey Robinson
最近、Wham! の音源を納戸の奥から出してきて(何故こんなものがあったかは謎なんだが)、iTunes / iPod に突っ込んで聴いていたのだけど、実は Wham! の音源の中には、R&B ファンがニヤリとさせられるカバーが入っている。一番有名なのは Isley Brothers の If You Were There のカバーだが、デビューアルバム "Fantastic" にもなかなかニヤリとさせられるカバーが入っている。George Michael という人は、ソウルや R&B が好きで好きで仕方がなかったんじゃないかと思うのだけど(最近のドラッグ絡みでの彼の状況には胸が痛むのだけど)、この "Fantastic" に入っているのは、The Miracles の "Love Machine" のカバー、というより完コピに近いテイクである。
この頃の The Miracles からは、既に Smokey Robinson は脱退しているのだが、クラブなどに通っていた人だったら、きっと一度は聴いたことがあるに違いない(って、僕はクラブ DJ には知り合いがいるのだが、クラブという場所自体にはほとんど縁がないのだけど)。そういえば、モーニング娘。とかいう集団が同じような名前の駄曲を出したときには、仲間連中で「名前までパクるかぉぃ」なんて話になったっけ。まぁ、The Miracles のそれとは、そもそも比較にもならないので、モー娘。なんてのはどうでもよろしい。
で、この流れで、無性に Smokey Robinson が聴きたくなった。で、音源を納戸の奥やらブラジルの密林やらから集めてきて、iTunes / iPod に突っ込んで聴いているところなのだけど……ううむ。自分でも、いつ頃から聴き親しんでいるのか分からないのだけど、Smokey Robinson ってこんなに聴いていたんだっけ、という印象である。確実に染み込んでいる。あまりに有名な "Ooo Baby Baby" とか、誰でもヴァースを知ってる "The Tears Of A Clown" とか、確実に子供の頃に聴いている、らしいのだ。うーむ。
で、今回再認識したのだけど、ソロになってからのヒットである "Quiet Storm"。これは今聴いても古くない。うん。まだまだ僕は音楽に飢える心配はしないで済みそうだなぁ。