wheezy
システムの崩壊から再構築を終えた shannon なわけだけど、新しい Debian GNU/Linux の distribution の名前を反映して、ログイン画面には wheezy/sid と出ている。
Debian の distribution の名前が Toy Story のキャラクター名からとられていることはよく知られていることだけれど、この Wheezy というのは Linux 的にはまさにうってつけのものである。これは Toy Story 2 に出てくる「ペンギン」の名前だからだ。Debian 関係者も、この辺を意識していたに違いあるまい。
ちなみにその wheezy/sid であるが、X と OpenOffice.org に関して依存性の問題が出ている。これに関しては現時点でも改善されないままで、最小単位のパッケージの revision が終わるのを待つしかない状態である。そんな思いをしてまで何故 sid を使うのか?と言われそうだけど、Debian は結構保守的で、sid でないと不都合が出ることを何度か体験しているからだ、としか言えない。もちろん、カタい業務に使うならそういうことは気にしないのだけど、毎日のちょっとしたことでイライラしながら保守的でいるよりは、今回のような再構築のリスクがあっても尚 sid を使う方が、僕にとってはストレスが少なくて済むのである。いや、本当に、それだけの話なのだ。