LuaTeX-ja
レポジトリをミラーしていたのだけど、今迄手付かずのままだった LuaTeX-ja をセットアップした。セットアップといっても、TeX Live 2011 が入っている場合はそう手もかからない。
まず、SourceForfe.jp の LuaTeX-ja のページから、もしくは git で LuaTeX-ja の最新版のソースを取得する。これを展開して、luatexja/src を $TEXMF もしくはそれ相当の場所(僕の場合は手元にある git のツリーの src ディレクトリを、/usr/local/texlive/local-texmf/tex/luatexja/ にスタティックリンクした)に置く。これだけで使えるかのように思われそうだけど、実際には BXjscls が必要なので要注意である(「LuaTeX-jaの使い方」にはちゃんとその旨書かれている)。BXjscls に関しては、アーカイブを展開したディレクトリを luatexja/src/ 内(僕の場合は /usr/local/texlive/local-texmf/tex/luatexja/BXjscls/)にでも入れておけばよろしい。
で、使ってみた感想だが……当然だけど、まだ仕事で使うことはないだろう。フォントの扱いとかが強力なので、これを生かせる用途があれば、その辺りから使っていくことになるんじゃないか……と、現時点ではこんな感じである。まあとにかく、別に高度な技術とかがなくてもお試しだけだったら誰でもできるので、機会と機械と環境のある方は一度お試しいただくといいかもしれない。
Re:LuaTeX-ja
ここに書かれている内容は obsolete です。LuaTeX-ja は TeX Live に収録されましたので、 TeX Live をインストールすれば利用することができるようになっています。