post SKKIME (2)
時間ができたので、早速 shannon を Windows Vista で再起動する。
何を使うかでちょっと考えたが、結局 corvus-skk を使ってみることにする。僕は現時点での SKKIME のキーバインドに何も問題を感じていないので、シンプルな方を選ぶことにしたわけだ。
corvus-skk は、辞書ファイルを専用の形式で扱う仕様になっているので、元の辞書ファイルをインポートすることになるのだが、一発で、後は何もすることはない。SKKIME と異なり、annotation があっても問題ないようなので、辞書に関する制約は今迄よりも少なくなった。また、辞書サーバとの通信もサポートしているので、wskkserv 等を使用することも問題なく可能だ。
最近は、SKK のような素形態解析なしの IME というだけではなく、ローマ字記法自体を変えて入力キー数を減らす試みが行われているらしい。これを AZIK というそうなのだけど、これはローマ字の変換テーブルに手を加えるだけで実現可能なので、たとえば今回使用を開始した corvus-skk でも AZIK を使うことは可能である。まあ、さすがに僕はちょっとこれには飛びつき難いと思うのだけど……
また、SKK から発展した Emacs 用の FEP もあるらしい。Sekka(石火)というらしいのだが、ruby と emacs-lisp による実装らしい。モードが存在しない、というのは確かに興味をひかれるが、現状では ddskk から乗り換える必要性はあまり感じない。しかし、こういうプロジェクトには時々目を配る必要があるので、定期的にチェックしておくことにしよう。