bluetooth のキーボード

先日から使い始めた ICONIA TAB A200 だけど、とにかくソフトキーボードが使いづらくってどうしようもない。もともと僕はキーボードに関してはそこそこうるさい方で、CTRL キーは a の横にないと気持ち悪いし、JIS 配列よりも ASCII 配列を好むわけで、この間に合わせのようなソフトキー(検出は甘いしチャタリングするし、とどめに enter キーが最下列にある、なんて、誰だよこんなクソキーボードデザインしたのは)ではいらいらが募るだけだ。

で、ハードキーボードを買うことに早々に決めた。しかし、ASCII 配列のを買うつもりがうっかりJIS 配列のモデルを発注してしまい、amazon に入金してからそのことに気づいた。幸いキャンセルは間に合ったのだが、ギフト券で返金されるまで3日前後かかるとのことで、今日までそれを待っていたのだった。

午後、amazon からメールが着て、そこにギフト券の ID が記載されていた。なんだよ、online で処理されるんだったらこんなに待たせなくてもいいだろうに、とぼやきつつ、英語配列のキーボードを発注すべく、端末でごそごそやっていたのだった。

僕はあまり深く考えず、エレコムの TK-FBM023EBK というのを買おうとしていたのだが、買う前に「同じ過ちはおかさないように」とレビューを見ると、何やらボロカス書かれている。んー? と、よくよく写真を見ていて、ようやく気づいた:

「キーの最下列がキーひとつ分右にずれてるじゃないか!」

いやーあぶないところだった。他の製品に変更したのは言うまでもない。もうすぐ、少しはこのタブレットも書き物に使えるようになるのかと思うと、それだけでも嬉しくなるというものだ。

ICONIA TAB A200

この1年程使っていた Windows ケータイ(そもそもそれ以前に使っていた端末に問題が生じて、半分嫌々使っていたのだが)の電池がもうもたなくなってきたので、機種変更することにした。スマホにしようかとも考えたのだが、縛られるのは嫌だし、仕事関係で Word や Excel のファイルを送りつけられて「スマホあるんだから即チェックできんだろ」とか言われるのも嫌だ。ということで、第二の選択肢をとることにした。

僕が使っている willcom では、Wi-Fi ルータ機能がついた PHS というのを出している。これは Wi-Fi と音声通話が別回線になっているので、Wi-Fi を接続した状態でも電話を使うことができる。そして、Wi-Fi を4時間もたせるために大容量のバッテリを搭載していて、このために音声通話のみで使っているとアホかと思う程電池のもちがいい。端末も小型である。

ということで、この端末を買おうかなあ……と思っていたところに、willcom からキャッシュバックキャンペーンの電話がかかってきた。しかし、多忙で対応できず、そのまま期限を過ぎてしまったので、また何か機会のあるときにでも……と考えていたとき、willcom から電話がかかってきた。

「あの、キャッシュバックの件なのですが」
「ああ、残念でしたが多忙で、期限内に購入できなかったんですよ」
「あの……実はですね」
「はぁ」
「あの2000円キャッシュバックのキャンペーンは先週末に終了したんですが、実は今週1週間、新たなキャンペーンを行っておりまして」
「はぁ」
「こちらのキャンペーンでは、キャッシュバックが5000円になります」
「……は?」

妙な話もあったものである。では購入します、ということで、WX02S PORTUS を買うことになった。今、この PORTUS を買うと、Lenovo IdeaPad A1Acer ICONIA TAB A200 のいずれかをセットで購入できる。本当は小さいタブレットの方が持ち歩きにも便利なのだけど、現行最新の Android 4.0 にアップデートできるということで、Acer の端末をセットにして購入することにした。

ということで、今週に入ってから、僕は毎夜このタブレットを触っている。一番最初にアンチウイルス(現時点ではフリーの Avast を使っているけれど、将来的には Kaspersky にするつもり)、電子書籍への対応(PDF と青空文庫形式のテキスト用ビューア)、「英辞郎」を参照できる辞書ツール(aDice……一部ユーザからはインターフェイスが android 的じゃない、とか文句が出ているらしいが、そんなこと言うなら自分で作ればいいのにさ)、それと各種ネット関連(facebook とか twitter とか mixi とか……)のツールを入れ、タスク管理ツールで無用のジョブを切れるようにしてある。現時点ではほとんど本としてしか利用していないのだが、近々、Bluetooth のキーボードを購入するつもりで、この外部キーボードと SKK for Android with hard-key とを組み合わせれば、書きものに使うのにも不自由がなくなるだろう。とにかく、あの画面キーボードは判定も配列も苦痛でしかないので。

w3m からテスト

今、Linux にいつも mount している NTFS のパーティションを unmount して defrag をかけているところなのだが、このパーティションにあるいくつかのフォント(誓って書くがこれらは全てフリーのフォントである)を使えないと X Window System に影響が出るので、今は X を使わずに、コンソールで fbterm を起動している。そんな状態でblog が書けるのか、という話なのだけど、Emacs + w3m mode でこれを書いているところである。

やはり、マルチバイト文字の表示で一部乱れるところがあるのだけど、ctrl + L で十分補正できる範囲なので、とりあえずこれを書いて post してみる。果たしてどうなりますことやら。

と、ここまで書いて、今度は Mac OS X 上で Safari を起動してこれを書いている。どこでどんなシステムを使っていても書ける、ということですな。まあ、10年以上前にドイツに行ったときもネット越しに blog 更新してたものなあ。

キーボード交換

メインの端末として Dell inspiron 1501 を使い出してもう大分経つ。dual core であることと、メモリを最初から奮発して 4 GB 積んでおいたおかげで、このご時世でも尚使用に耐えているのだが、さすがに消耗部品に関してはガタが出てきている。その中でも一番ガタが来ているのがキーボードであった。

ノートパソコンのキーボードが交換可能だ、という話をすると「え?」という顔をされることがあるのだけど、ほとんどの場合、ノートパソコンのキーボードは簡単に交換できる。キーボードはアルミ板をベースにした独立ユニットになっていて、メンブレンコネクタで本体に接続されていることがほとんどだから、隅の辺りを固定しているネジを外して、あとはケーブルをメインボードの基盤のコネクタから外すだけで交換できる場合が多いのだ。

キーボードをヤフオクで探したところ、新品、それも US ASCII 配列のものが安価に出されていたので、早速購入手続きをした。品は今日 DHL で送られてきたのだが、以下に取り付けたところを示す。

us-key.png

取り外した古いキーボードを示す。

jp-key.png

Enter キーが汚く見えるのは、割れたのを補修するために、ティッシュペーパーを小さく切ったものを瞬間接着剤で貼り付けてあるからだ。こう見てみても、日本仕様のキーボードがいかに無用なキーが多いか、よく分かろうというものである。

Enter キーの大きさが変わったのに慣れる必要があるだろうけれど、バックスラッシュが大きくなっていたり、僕にはこちらの方が色々といい点が多そうで、今後が楽しみである。

【追記】キーボード交換が初めての方でここをお読みの方がおられるかもしれないので補足しておくけれど、US ASCII 配列のキーボードに換装した場合、キーマップの変更が必要になる。Windows の場合は、レジストリの:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
を以下のように変更する:
  • "LayerDriver JPN" : kbd106.dll を kbd101.dll に変更
  • "OverrideKeyboardIdentifier" : PCAT_106KEY を PCAT_101KEY に変更
  • "OverrideKeyboardSubtype" : 2 を 0 に変更
Linux の場合、最近の多くの distro だったら /etc/default/keyboardXKBLAYOUTjp から us に変えるだけでいいはず。これで変わらなければ適宜キーマップを設定すればよろしい。

Profile

T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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