Adobe Reader に関する問題
11月に入ってから、毎朝、Adobe のページをチェックするのが日課になっている。具体的に書くと:
http://get.adobe.com/jp/reader/otherversions/このページなのだけど、毎朝チェックしては、まだなのか……と思いつつ日々を過ごしているわけだ。
こうなったのは、以下の文書が公開されたことに端を発する:
http://www.adobe.com/jp/support/security/bulletins/apsb11-24.htmlここしばらく、僕は(そして、世間の Linux ユーザのほぼ全てが)Adobe Reader ver. 9.4.2 を使っているわけだけれど、上の文書にあるように、この ver. にはセキュリティの脆弱性がある。僕の Linux 端末は、そこそこセキュリティに関しては武装されているし、Linux が標的になること、特に PDF を利用した Linux への攻撃が行われる可能性は低いと思われるのだけど、やはりあまり気持ちのいいものではない。だから、ver. 9.4.6 へのアップデートを早いところしてしまいたいわけだ。
現時点で、Linux 版の Adobe Reader ver. 9.4.6 は、英語版のみ公開されている。英語版の Adobe Reader 上で日本語を扱うのは問題なく可能(日本語フォントのセットを別途組込む必要があるけれど)なのだけど、今迄日本語版を使っていたこともあって、可能なら日本語版にしておきたいなー……と思い、待っているのだが、日本語版の出る気配が一向にない。もういい加減ケリをつけておくべきなのかもしれないのだが、11月7日以降、毎朝 Adobe の web サイトや ftp サーバをチェックしては溜息をついているわけだ。
……しかしなあ。時間の無駄だし、精神衛生上もあまりよろしくはない。もういっそ、英語版にさくっと切り替えてしまおうかしらん。