TeX Live 2013 frozen

今年もこの時期がやってきた。TeX Live 2013 が frozen になったのだ。

frozen = 凍結 になった後は、 TeX Live 2014 に向けての pretest が進められ、5月15日には pretest も frozen となり、6月8日には配布用 DVD image が配布開始、そして7月1日には TeX Live 2014 の正式リリースとなる予定だ。

まあ、日本語環境に関してはある意味一段落している状況ではあるわけだが、LuaTeX 上での日本語の取り扱いに関してはまだ課題が色々あるだろう。縦書きの問題(どういうわけか、ここ1、2年、縦書きを使わざるを得ない状況になっているので、これは正直気になるところである)なども残っている。僕も協力できることがあれば協力したいのだけど……

ultradefrag for Linux その後

相変わらずultradefrag を使っているわけだけど、shared library の version up などで走らなくなる。その都度 make し直せばいいや、と思っていたのだが、どうも make が通らない。うーむ……

と、
https://dl.dropboxusercontent.com/u/14775223/Various/ultradefrag-5.0.0AB.7.patch
をチェックすると……なるほど、これでは駄目だわ。いや、ある種のシステムにはこれで良いのだけど、少なくとも Debian GNU/Linux (sid) ではこれでは駄目だ。ちゃんと書き直さない僕に非があるのだ。

ということで、私家版 patch を作成した。library 周りの整合性を確保しただけで、他には何もしていないのだが、使ってみたい方はどうぞ。ただし、あくまで自己責任で、ということで。ultradefrag for Linux 自体まだ正式なものではないので。

RockBox

僕は未だに第五世代の iPod を使っている。時々、若い人に「こんなものを未だに使っている人がいるんですね」とか言われるのだけど、彼等は可哀想だ、と僕は思う。貧弱な再生系で、残響成分を中心に大幅に情報を間引きされた圧縮ファイルで、それも貧弱なイヤホンで音楽を聴くことに慣れ切ってしまった彼等には、音質の問題からこの iPod に非圧縮ファイルで入れた音楽を非常に限定されたイヤースピーカーでしか聴かない僕が聴いているこの音は、聴こえていないのだろうから。

その僕にとって、RockBox の存在も欠かせない。第五世代 iPod のファームウェアが抱える制限を、幾分かでも緩和してくれるこの RockBox のおかげで、僕は未だにこの骨董品になりつつある iPod を現役で使用できているわけだから。

深夜に、この iPod と MDR-CD900ST で聴く音楽の時間が、僕にとっては人生の至福の時間である。このイヤースピーカーもそろそろ更新の時期なので、今度はMDR-7520 にするか、それとも思い切って STAX にするか。しかし STAX だと金かかりそうだよなあ。アンプ作るにしても高電圧だし。ううむ。

fugenji.org/~thomas/ に関するお詫び

昨日から今日にかけて、この Lumninescence を含む thomas のコンテンツ一切にアクセスできない状態になっていました。ここにお詫び申し上げます。

原因は、web サーバ関連のアップデートに伴い、アクセス管理に使用していた blacklist が読み込めなくなったためだと思われます。本来ならサーバ管理会社と協議してサーバ側の原因特定を行うべきところですが、さすがに最近その時間が作れません。とりあえず、blacklist に関しては対策がまた必要なところですが、まずは復旧させましたので、今後ともよろしくお願いします。

Profile

T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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