ついに TeX Live 2012 が frozen になった。
TeX Live 2012 is frozen forever and will nolonger be updated. This happens in preparation for a new release.
If you're interested in helping to pretest the new release (whenpretests are available), please read http://tug.org/texlive/pretest.html.Otherwise, just wait, and the new release will be ready in due time.
tlpretest は予定通りならば水曜辺りのはず……と確認してみると、
Plan for TeX Live 2013:
27mar: sources committed, builds begin.
8apr: tlnet (and TL'12) frozen, tlpretest starts, CTAN updates continue there.
20may: complete freeze for final build, no more updates, final doc tweaks, always more testing.
8jun: deliver final images for the TeX Collection DVD to manufacturing.
1jul: public release (also of MacTeX).
August?: delivery of DVDs to members.
あれ、8日だっけ。日本時間では明日の深夜から明後日朝位になるのかな……ということで、そろそろ rsync の用意でもしておこうかしらん。
今更何を、と思われるかもしれないが、どうも世間で思った程知られていないようなので書いておくことにする。
Windows 8 の売り上げが思わしくないらしい。鳴り物入りで Microsoft が導入した Windows 8 Modern UI design(当初 Metro UI と呼ばれていた)のおかげで、使いにくいだけの OS という評判が定着してしまったから、だと思われるのだが、たとえばヤフオクなどを見ると、Windows 8 よりも Windows 7 の方が高い。特に Windows 7 Ultimate などは未だに高値で取引されているようだ。
しかし、OS として Windows 8 が 7 と比較してそんなに劣っているのか、と冷静に考えると、実はそんなこともないように思う。あの Windows 8 Modern UI が、従来のインターフェイスに切り替えられるのであれば、おそらく Windows 8 はもっと人気が出ているに違いない。
僕は、今年の2月に shannon に Windows 8 Pro を導入していたわけだが、それはまず Windows 8 Modern UI が使用に耐えるものかどうかを評価するためであった。これの結果は × と出たわけだが、そうなると、7 以前っぽい使い方ができるユーティリティが登場するに違いない、と僕は考えていた。そして、それは現在既にフリーで出回っているのだ。
Classic Shell は、Windows 8 でなくなってしまった「スタートボタン」を付与し、IE9 のあの面妖なメニューバーを旧来の姿に戻すためのユーティリティである。スタイルを定めるスキンも、7 / Vista 風、XP 風を始めとして何種類か用意されていて、たとえば右クリックをしたときの挙動なども、細かく設定することができる。
何より有り難いのは、 Classic Shell が sourceforge でフリーで公開されていることと、日本語にも適用していることだ。有限会社電机本舗が独自日本語版の頒布(個人利用目的ならフリー)を行っているけれど、本家のそのままでも、後で Language の設定で日本語を選択するだけのことなので、アップデートのことなども考えたら本家のものの方が有利かもしれない。僕は本家の方から導入した。
使用した感想としては……これなら、あえて高い金を出して 7 を買う必要は全くない、というもの。まだヤフオクでは Windows 8 の発売記念アップグレード版が比較的安価に購入できるから、たとえば ThinkPad X61 に入れるなら、僕は迷わず 8 を選択するだろう。そのためにも、世間の方々には「8使えねー」「7高くても買うわ」と思っておいていただけると、僕としては助かるのだけどねえ ;-p
TeX Live のページ を見ると、TeX Live 2013 に向けた今後のスケジュールが書かれている。
Plan for TeX Live 2013:
27mar: sources committed, builds begin.
8apr: tlnet (and TL'12) frozen, tlpretest starts, CTAN updates continue there.
20may: complete freeze for final build, no more updates, final doc tweaks, always more testing.
8jun: deliver final images for the TeX Collection DVD to manufacturing.
1jul: public release (also of MacTeX).
August?: delivery of DVDs to members.
今年は去年(5月10日に tlnet frozen)よりも少し早いスケジュールになっているようだ。来週月曜(日本時間では同日深夜か翌日になるかもしれないが)が楽しみである。
ThinkPad X61 には、指紋認証用のリーダーが付属している。Windows の場合は Lenovo が提供するドライバーを導入することでこれが使えるようになるのだが、つい最近まで、これが Linux で使えるとは思っていなかった。
しかーし。ググってびっくり。Asial BLOG のエントリ『Debianで指紋認証を使用する』に、なんと libpam-fprintd と fprintd を入れて設定をちょっと書き換えるだけでいける、とあるではないか! ホンマかいな……とやってみると、
おー、できるじゃん。
僕は display manager を使わずに console から login するようにしているのだが、console login でもちゃんと指紋認証が使える。しかも、他の端末から remote login するときには通常のパスワード認証で login できるのである。いやーこれは凄い。もっと前に調べておくんだった。