別にオタクじゃないんだが
久々に『攻殻機動隊』の DVD など取り出して観ているのだが……今観てもよく出来ているな。個人的には、SPring-8 を使っていた身としてツボが結構あるのだが(あそこが順調に発展すれば、あるいはこの通りになっていたかもしれぬ)、やはり Linux 上で観られるというのも大きいかもしれない。
Windows しか使ったことのない方にはお分かりにはなれないとは思うけれど、WIndows の MediaPlayer というのは、とにかく「重い」。僕は K-Lite Codec を使っているので、K-Lite が添付している MediaPlayer Classic を使っているのだけど、それでも重いし、時々は process が zombie になってなかなか消えてくれずに困ることもある。
今僕は、Linux 上で gxine というプレイヤーを使用して DVD を観ている。この gxine というのは、xine というハンガリーで開発されたマルチメディアプレイヤーを基にしているのだけど、これが登場してから、Linux 上でマルチメディアの恩恵に与るのが決定的に楽になった。とにかく軽いし、世間に流通しているほとんどのフォーマットのファイルに対応している。ワイルドカードを使用したファイルの指定はできないけれど、これに関しては mplayer を併用すれば問題はない。
それにしても、どうして Windows というのはあれ程重いのか。そして皆どうしてあんな OS を使っていて不平を言わないのか。全く以て理解できない。ちょっと前だったらスーパーミニコンとかで動いていたのよりも尚速い CPU に、かつての HDD 並のメモリ、そしてちょっと前だったら部屋一つを占有する程の容量の HDD や SDD。そんなものを使って、どうしたらああも重くできるのか、そしてそんなものを駆使して、どうしてああも重いソフトで満足していられるのか。「みんな使っているから」だぁ?なんだかなぁ。