8月27日に生まれて
今日は僕の誕生日である。誕生日が自分にどれだけの影響を与えているのか、と考えても、正直言ってまるっきり分からない。影響があった、としても、夏休み中なので級友に祝われることがあまりなかった、というのと、姉と誕生日が1週間違いなので、いつも誕生会がニコイチだった、ということ位だ。
昔から、「門松は冥土の旅の一里塚」などという。昔は数え年で、元日に皆歳が増えるためにこんな言葉があるわけだけど、要するに今日は僕の冥土の旅の一里塚なわけだ。この「門松は……」というのは一休宗純が『狂雲集』に遺した言葉で、歌でいう下の句がちゃんとあるのだが、それは「めでたくもありめでたくもなし」。まさに今の僕の心境(というか、同世代の人の誕生日の心境って大抵はこんなものなのではないだろうか)そのものである。
そういえば、何年か前から人気のある本で『誕生日占い』というのがあるけれど、あれで8月27日生れの人に関して見てみると、なんだか美辞麗句のオンパレードで気が滅入る。せめてこの何 % かでいいから、社会が僕をこう認知してくれればいいのに……などと思ったりもするのだけど……最近は net 上でも見られるのがあるから、いくつかリンクしておこう:
……はぁ、そうですか。でも何も保証なんかしてくれないのにさ。ほめ殺しに遭っているような気分になる僕なのであった。
Re:8月27日に生まれて
>Yasu有難うございます。この年代にさしかかると、なんだか一年一年を「濃く」生きていかないと、あっという間に記憶の中で希薄になってしまいそうな気がするので、この一年は今まで以上に「濃く」やっていけたら、と思っています。
他にも何人かの方から greeting をいただきました。個別に返さず失礼しますが、ここに御礼申し上げます。