熱中症
夕方に、なんだか汗ばんで気持ち悪かったので入浴していたのだが、それが失敗のものだった。熱中症で、ちょっとヤバい状態になってしまったのだ。
僕の住んでいる部屋は角部屋で、玄関の辺りが真西を向いているために、夕方になると玄関の辺りだけ猛烈に暑くなる。玄関の横が浴室なので、この浴室の中まで西日のために温度が上がってしまう。だから、僕は夏になると、特に用事がない限りは、玄関の辺りには夕方には近づかないことにしている。しかし、この習慣のために、玄関や浴室がどれだけ暑くなっているかを甘くみていたようだ。
今日は昼から、ハインラインの『夏への扉』を(もう何度目か分からないほど読み返しているけれど)読み返していて、そのせいか、水分摂取が十分ではなかったらしい。複数の悪条件が重なった状態で、僕は入浴してしまったのだ。それも……長湯をしてしまった。
脱皮したんじゃなかろうか、と思うほどに、全身くまなくがっつり洗ってから浴室を出ると、どうも息が切れる。なんだかおかしいな、と思っていると、指先が軽くしびれてきた……あーいかん、これぁ熱中症だ。慌てて、緑茶のペットボトルを抱えて扇風機の前に陣取り、クーラーをきつめに設定し、まだ濡れている全身を冷やしにかかる。しかし……頭が重い。手のひらを額に当てると、明らかに熱い。とにかく緑茶をたっぷり飲んで、頭皮や脇の下などを重点的に冷やしていると……どうにか楽になってきた。
今回は部屋にクーラーを(除湿モードだったけど)かけっぱなしで入浴していたので助かったけれど、やはりこういうことはないように注意しなければならない。皆さんも、何卒ご注意の程を……