えーツ!
今日は何となく朝から身体の節々が痛かった。厭な予感がしたのだ。というのも、先週の金曜、遅い時間に電車に乗ったとき、車両の端にひどく咳込む男性がいて、手で防ぎもせずにゲホゲホ咳をしまくっていたからである。
昼頃、電子体温計を腋下に挟んでみると……36.8度。うーん、微熱だな。しかし、寒気と全身の倦怠感がひどい。咳が出て胸が少し苦しい感じもする。
そのまま夕方まで過ごしたのだけど、これはおかしい、もう一度体温を……と計ってみると、今度は38.1度。いかん、これぁアレかもしれない。
僕と同じような症状で、これはインフルエンザなんじゃないか、と思われる方は、とりあえず 38.0度をひとつの境界線と考えるといいらしい。しかし、最近は体温が38度未満でインフルエンザが発症していることが全症例の3割程度ある、という話もあるので、こういうときは抗体検査を受けることをお薦めする。僕の場合は、近所の耳鼻咽喉科と内科の医院、どちらに行こうか少し悩んだ後に、耳鼻咽喉科の方を受診することにする。ここのドクターはアレルギー関係で名が知れているせいか、子供の患者が多かったのだが、初診なので問診票を記入して、マスクをしてしばし待つ。
ドクターは最初からインフルエンザを疑っていたらしく、ネブライザーでの吸入を指示しながら、抗体検査キットの綿棒を僕の鼻に突っ込んで、念入りに粘膜組織を絡め取った。吸入中に、
「出てる?あー、出てるの!」
どうやらビンゴらしい。吸入を終えて診察席に戻ると、検査キットの表示部を示される……そこにははっきりと、AとCのところにラインが見えている……A型に感染、で決まりである。ドクターはそれを見せながら、
「分かってて来たんでしょ?」
「……はあ」
どうもなまじ慣れているのも困りものである。ドクターは僕にリレンザ©(ザナミビル)を処方し、看護師から吸入キットの使用方法の説明を受けた。
というわけで、今日から、体温が37.5度まで下がってから2日間を経過するまで、僕は外出ができないことになってしまった。まさに気分は表題の如し、である。
Re:えーツ!
大変ですね!お大事に。