地震
名古屋で、人にゆっくり揺さぶられるかのような揺れを感じた。結構な揺れ幅だ。ガス器具を止めて、入口のドアを開放して脱出経路を確保する。
テレビを観て、あまりの惨状に、ただただ絶句する。水戸は、両親は、無事なのだろうか。定期的に回線の様子をうかがう。水戸は震度6弱だというのに、災害時の連絡サービスである 171 が使えない!どういうことよこれは?
父とは何とか携帯で連絡ができた。水戸駅付近にいたらしいが、無事だとのこと。東武館のK先生も無事とのこと。しかし母と連絡がとれない。こういうときは、情報弱者という言葉が頭に浮かぶ。くそ。
先日の宮城の地震が、宮城県沖地震よりもプレート境界に近いところが震源だった、という話を聞いて、厭な予感がしていたのだ。東海地震が来るんじゃないのか、などと言っていたのだが、まさか宮城、そして茨城沖だとは!とにかく、母と連絡を試みている。
夕刻、ようやく母と電話が繋がった。家も水道・電気が止まっていること以外は大丈夫だとのこと。父は水戸東武館の割れたガラスの片付けに行ったとのこと。東武館は純然たる日本建築だし、屋根も瓦をしっかり漆喰で留めてあるので、こういうときはむしろ強いということか。しかし両親共、怖い位冷静である。