三つ目の坂
よく言われることだが、人生には三つの坂がある、という話がある。上り坂、下り坂、そして「まさか」の三つだ、というのだが、この午後に、その三つ目の坂が我々の目前に訪れるかもしれない。
昨夜書いた blog では、実際のところどうなのか、ということは書かずにいたのだが、一夜明けた時点ではどうなったであろうか。民主党内には、
- 小沢グループ
- 政権公約を実現する会(鳩山グループ)
- 国のかたち研究会(菅グループ)
- 新政局懇談会(横路グループ)
- 民社協会(川端グループ)
- 凌雲会(前原グループ)
- 花斉会(野田グループ)
- 政権戦略研究会(羽田グループ)
- リベラルの会(平岡・近藤グループ)
- 青山会(樽床グループ)
- 『日本のグランド・デザイン』研究会(玄葉グループ)
民主党執行部は、賛成票を投じた議員に対しては以下のような「制裁」をするとしている。
- 党を除名
- 解散・総選挙に及んだ場合の推薦取り消し
- 解散・総選挙に及んだ場合の「刺客」候補の送り込み
公明党の山口代表が、周囲にこうもらしたことがあるという。
「あの人には徳がなさ過ぎるよ」
僕は別に公明党のシンパではないのだが、この一言には誠にもってその通り、お気の毒、と言う他はない。義を持たず、徳のない人間が頭になっているからこそ、震災が起きてもうすぐ3か月が経過しようというこの時期に及んでも、状況がこの有様なのだろうから。ここはやはり、荒療治しかないのだろう。そして、菅直人に対しては、この国のために、恥を被っても尚解散を思い留まっていただきたいと切に願うのだ。
2011/06/02(Thu) 08:35:55 | 社会・政治