また発熱――まだ続く
数日間、抗生剤を服用したのだけど、状況は全く改善しない。それどころか、喉の奥に痰が下りてきて、去痰のために咳をすることばかりが多くなり、喉の炎症がハンパではない状態になってきた。嚥下の際の痛みだけではなく、昨夜など、喉の狭窄から息が苦しくなった位である。仕事の後、家でぜぇぜぇ言いながら、これはもう耳鼻咽喉科に受診するしかない、と腹を括った。
で、今日の朝九時。近所の耳鼻咽喉科に保険証を持って訪れた。現在の服薬状況等を書いて下さい、と問診票を渡されたのにごちゃごちゃ書き、呼ばれて行ってみると、ドクター(この耳鼻咽喉科はアレルギー外来に力を注いでいて、僕のような本来の耳鼻咽喉科の患者には?マークが浮かぶことが多いのだが)が、
「咳とかは?」
で、先のような状況を説明し、これは膿が喉の奥に下りてきているのではないか、という話をしたところ、
「はい、力抜いて、そこのモニター見てて下さいね」
と、いきなり鼻にファイバースコープを突っ込まれた。まあどうせこういう展開になるんだろう、と思っていたけれど、鼻にファイバースコープを突っ込まれながらモニターを見るのは、これは結構難しい。
「はい、これ喉の奥ですね。鼻腔の奥から膿が下りて喉のここにありますね。これ声帯です。ちょっと裏声で『あー』って言ってみて下さい」
あー。と言うと「はい結構です。なんか非常に上手いですね」まあそりゃファルセットで歌うことがありますからね。ということで、喉の吸入2種類、鼻への吸入、副鼻腔のレントゲン撮影、それにクラビット錠 500 mg(巨大な錠剤である……やはりニューキノロン系をがっつり使う必要があるらしい)等の処方……等々で、所要費用約5000円也。はぁ。