キーボード交換
メインの端末として Dell inspiron 1501 を使い出してもう大分経つ。dual core であることと、メモリを最初から奮発して 4 GB 積んでおいたおかげで、このご時世でも尚使用に耐えているのだが、さすがに消耗部品に関してはガタが出てきている。その中でも一番ガタが来ているのがキーボードであった。
ノートパソコンのキーボードが交換可能だ、という話をすると「え?」という顔をされることがあるのだけど、ほとんどの場合、ノートパソコンのキーボードは簡単に交換できる。キーボードはアルミ板をベースにした独立ユニットになっていて、メンブレンコネクタで本体に接続されていることがほとんどだから、隅の辺りを固定しているネジを外して、あとはケーブルをメインボードの基盤のコネクタから外すだけで交換できる場合が多いのだ。
キーボードをヤフオクで探したところ、新品、それも US ASCII 配列のものが安価に出されていたので、早速購入手続きをした。品は今日 DHL で送られてきたのだが、以下に取り付けたところを示す。
取り外した古いキーボードを示す。
Enter キーが汚く見えるのは、割れたのを補修するために、ティッシュペーパーを小さく切ったものを瞬間接着剤で貼り付けてあるからだ。こう見てみても、日本仕様のキーボードがいかに無用なキーが多いか、よく分かろうというものである。
Enter キーの大きさが変わったのに慣れる必要があるだろうけれど、バックスラッシュが大きくなっていたり、僕にはこちらの方が色々といい点が多そうで、今後が楽しみである。
【追記】キーボード交換が初めての方でここをお読みの方がおられるかもしれないので補足しておくけれど、US ASCII 配列のキーボードに換装した場合、キーマップの変更が必要になる。Windows の場合は、レジストリの:
を以下のように変更する:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
- "LayerDriver JPN" : kbd106.dll を kbd101.dll に変更
- "OverrideKeyboardIdentifier" : PCAT_106KEY を PCAT_101KEY に変更
- "OverrideKeyboardSubtype" : 2 を 0 に変更