Emacs はやはり……
いままで Debian GNU/Linux のパッケージで入れてきたGNU Emacsだけど、どんなときもこれだけはソースから自力で build していたので、どうも気持ち悪くてならなかった。今日、ついに我慢の限界を感じて、自力で build したので、備忘録代わりに書いておくことにする。
まず Emacs のソースは anoncvs で cvs.savannah.gnu.org から取得。
$ cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.savannah.gnu.org:/sources/emacs co emacs予め libjpeg, libtiff, libpng 等を整えておいて build。毎度のことながら何の問題もない…… configure 時に
この後が意外と面倒だ。とりあえず日本語で読み書きできないと困るのでSKKを入れたいわけだけど、そのためにはまずAPELを入れておく必要がある。これは、
$ cvs -d :pserver:anonymous@cvs.m17n.org:/cvs/root loginで取得。 m17n.org からはFLIMとSEMIも取得する必要があるので、
(password: null)
$ cvs -z9 -d :pserver:anonymous@cvs.m17n.org:/cvs/root checkout apel
$ cvs -d :pserver:anonymous@cvs.m17n.org:/cvs/root loginSEMI に関しては flim-1.14 に対応した最新版を、
(password: null)
$ cvs -z9 -d :pserver:anonymous@cvs.m17n.org:/cvs/root checkout -r flim-1_14 -d flim-1.14 flim
APEL, FLIM, SEMI のいずれも、
$ cvs -d :pserver:guest@openlab.jp:/circus/cvsroot loginで取得可能。ちなみに
(password: "guest")
$ cvs -d :pserver:guest@openlab.jp:/circus/cvsroot checkout skk/main
SKK が使えるようになったところで、必要なマクロを入れていく。
$ cvs -d :pserver:anonymous@cvs.namazu.org:/storage/cvsroot loginEmacs-w3m の cvs source には configure が入っておらず、configure.in しか入っていないので、
(password: null)
$ cvs -d :pserver:anonymous@cvs.namazu.org:/storage/cvsroot co emacs-w3m
ちょっとアレレ、となったのが、Mewの cvs サーバに anonymous でアクセスできなくなっていること。これに関しては僕も詳細を知らない(最近まで Mew も Debian GNU/Linux のパッケージを使っていたので)のだけど、とりあえず Beta release の最新版を build する。
……と、こんな感じでもう使えるのだった。sdic も前に入れてあるし、英辞郎の辞書ファイルも使えるようにしてあるし。