wheezy

システムの崩壊から再構築を終えた shannon なわけだけど、新しい Debian GNU/Linux の distribution の名前を反映して、ログイン画面には wheezy/sid と出ている。

Debian の distribution の名前が Toy Story のキャラクター名からとられていることはよく知られていることだけれど、この Wheezy というのは Linux 的にはまさにうってつけのものである。これは Toy Story 2 に出てくる「ペンギン」の名前だからだ。Debian 関係者も、この辺を意識していたに違いあるまい。

ちなみにその wheezy/sid であるが、X と OpenOffice.org に関して依存性の問題が出ている。これに関しては現時点でも改善されないままで、最小単位のパッケージの revision が終わるのを待つしかない状態である。そんな思いをしてまで何故 sid を使うのか?と言われそうだけど、Debian は結構保守的で、sid でないと不都合が出ることを何度か体験しているからだ、としか言えない。もちろん、カタい業務に使うならそういうことは気にしないのだけど、毎日のちょっとしたことでイライラしながら保守的でいるよりは、今回のような再構築のリスクがあっても尚 sid を使う方が、僕にとってはストレスが少なくて済むのである。いや、本当に、それだけの話なのだ。

2011/02/08(Tue) 23:34:28 | コンピュータ&インターネット
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T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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