TeX Live 2014 is out.
ついに ftp.tug.org のアーカイブが tlpretest から tlnet に移った。少なくともネット上では TeX Live 2014 が出た、ということになる。
間の悪いことに、この直前にある知人から TeX のセットアップに関して質問を受けていたのだった。pretest 版を入れさせるのも何だしなあ……というところだったので、これで晴れて正式な TeX Live 2014 のインストールをレクチャーできそうだ。まずはよかった。
ついに ftp.tug.org のアーカイブが tlpretest から tlnet に移った。少なくともネット上では TeX Live 2014 が出た、ということになる。
間の悪いことに、この直前にある知人から TeX のセットアップに関して質問を受けていたのだった。pretest 版を入れさせるのも何だしなあ……というところだったので、これで晴れて正式な TeX Live 2014 のインストールをレクチャーできそうだ。まずはよかった。
相変わらず、リハビリをしている日々なわけだけど、油断すると肩に激痛がはしる状態になっている。
どういうことかというと……僕の折った上腕骨というのは、肩の骨に筋肉と腱で繋がっている。肩の関節に上腕骨の上端が嵌っているのは、実は筋肉が支えているというわけだ。しかし、僕は一月近くもの間、腕を動かさずに生活してきた。その結果どうなっているかというと、肩の筋肉がごっそり落ちてしまっている。
レントゲンで肩の関節近傍を撮影した画像を見ると、上腕骨が肩から今にも抜けそうになっている。これ、本当に大丈夫なのかなあ……と思っていたのだが、なるほど、たしかに大丈夫ではない。何かの拍子に外れかけると、肩の筋肉や筋に激痛がはしる、というわけだ。
病院でドクターにそのことを相談したら、
「ああ、それはね、根本的に対処しようと思ったら、三角巾で腕を吊ってりゃあいいんだけどね」
……へ? だって外してもいいって仰いましたよね。
「そうだよ。三角巾で吊ってりゃあ肩は痛くならないけれど、肩の状態はちっとも元には戻らない。だから、いつまで経っても治らないわけだよ」
ということは、痛くても動かして筋肉を付けろと?
「もちろん、やり過ぎて痛めちゃあ話にならないよ。でも、動かすことが必要だね。週に2、3回、ここにリハビリに来て、あとはそろそろ、仰向けに寝た状態で、ペットボトル位の重さのものを持って肩を動かす練習をしなさい」
ということらしい。肘も拘縮が出て伸ばすと痛いんですけど、と言うと、レントゲン検査で何事もないのを確認した後、リハビリのメニューに肘も追加された。とにかく、コワさない程度にイジメろと、こういうことらしい。なかなか難しい話である。
三角巾を外してもよい、という診断を受けてから1週間。リハビリを開始した。
整形外科に行き、いつもの診療室のあるフロアのひとつ上に赴くと……フロア全体がリハビリのための場所になっている。
カルテを渡すと、まずはタオルに包んだホットパックを肩にあてられる。「次回からは、このホットパックを包むタオルを持ってきて下さい」とのこと。ここの治療は何でも10分単位なんだそうで、タイマーが鳴るまでしばし待つ。
それにしても周りはジジババばっかり、しかもどうやら皆顔見知りらしい。この中での僕は完全な異分子である……居心地が悪いったらない。
タイマーが鳴って温熱療法は終了。そのまま次の低周波治療器へ。肩を出して待つよう言われ、ワイシャツを脱いで待機していたが、周囲にはワイシャツなんて着ている人は誰もいない。ここでも居心地の悪さで身を縮めていると、担当のオバサマが肩に小型の吸い玉みたいな電極をペチペチと貼りつけて、刺激がスタート。おー、これはなかなかいい感じですね。しかし10分でこれも終了。
最後に理学療法とマッサージ。療法士と事故の話をする。いやーこれって実は重症なんですか、と訊くと、まあそりゃあそうですよ、リハビリに何か月もかかるんですから、と言われる。しかしねえ。誰も助けてくれなかったし、バスでもまともに席を譲ってもらえないし、こんな散々な「重症」ってあるのかねえ。
リハビリ終了後、診察。ドクターに「どれ位で元のようになりますかねえ」と聞くと、
「いや、そりゃあすぐには無理だよ。『お、大分ましになってきたなあ』と意識するのが大体2月位かかるから」
やはり、それだけかかるんですか、と言うと、アンタ仕事柄計画とか立てるの得意なんじゃないの、自分の治療計画はちゃんと立てないとねえ、と言われる。それって、俺の仕事なんですか?
まあ、最初のリハビリで、運動の「コツ」は分かってきたので、それに合わせて家でも動かすことにする。とにかく早いところ、みかんを両手でだっこできるようにならなければ。
『簡単 電通大の名刺作成キット for LaTeX』という便利なものがある。世間でよく使われている名刺用の紙に合わせてタイプセットするだけのものなのだが、先日職場で支給された名刺に typo があったので、これで自作するハメになったのだった。
上リンクで公開されているnamecard.texは picture 環境を使っている。だから、LuaTeX で使うのにも何ら問題はないわけで、luatex-ja を併用して LuaTeX で名刺が作れるように改変したものを作成した。出来上がる PDF はこんな感じ。なかなか良い感じである。
茨城県水戸市生まれ。
横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。
その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。
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