ここから先はどうするか

これで、最低限のセットアップができたということになりますが、使えば使うほどに、あれをやりたい、これをやりたい、ということが出てきます。検索して情報を探すことになるかと思いますが、まずは先の TeX Wiki:

https://texwiki.texjp.org/
を覗いてみることをお薦めします。情報源のリンクも含めて、多くの情報が蓄積されていて、検索することもできますし、ここから行くことができる TeX フォーラム:
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/
では質問することができ、ここを覗いている人に時間の余裕があるときに教えてもらえることが多いですが、必ず事前に TeX Wiki のエントリ「#373#>https://texwiki.texjp.org/?

日本語以外の情報は、たとえば、

辺りに集積されていて、Google で検索を行うと検索結果にたいてい入ってきます。新しいシステムで日本語の書籍等があまり出ていない、たとえば LuaTEX等に関する情報を探す場合に、英語情報を見ることをあきらめることは情報をあきらめることとほぼ同意です。質問の場でも「英語情報しかないので分からない」という声を聞くことがありますが、技術情報は機械翻訳とも比較的相性の良いものですから、英語だからとあきらめず、まずは内容を見てみることが必要かと思います。

最後に、TeX Live には、収録されたパッケージの文書を表示するためのツールである texdoc が入っています。コマンドプロンプトから、

texdoc <パッケージ名>
と入力することで、パッケージの添付文書(多くの場合は PDF)が表示されます。英語で書かれていることが多いですが、日本語処理に関するものは日本語で、他の言語で書かれているものはその言語で書かれている場合もあります。また、texdoc で表示される文書はあくまでそのパッケージの技術文書ですので、そのままのかたちで役に立つかどうかは分かりません。とりあえず見ておく、位の感じで見ていただくと良いのではないかと思います。




2020-05-05