懲りもせず

またアホが SPAM post をしている。ロシア語で書いたり、機械翻訳丸出しの日本語で書いたりしているが、まあどうせ中国からでしょう。いや、国家や民族に対する中傷からそう言っているのではなく、過去の実績からこう言っているだけの話ですからね。

ibus-skk で変換がうまくいかない人のために

ibus-skk にしてみると、色々問題も出てくる。たとえば、パネルが出たり出なかったりする。これは最初期からある問題なのだけど、入力モードが分かりにくくて困る以外は実害がないので、あまり積極的に解決しようと思っていなかったのだが……まだそのままだったか。むう。

しかし、こんな問題は実はまだ大したことはないのだ。問題なのが辞書ファイルで、普段僕が使っている巨大な辞書ファイルを指定すると、まともに変換してくれなくなるのだ。これは地味に大きな問題である。

この問題も、実は最初期からそのままになっていたようだ。前にもこの問題で悩んだ記憶があるのだが、そんなことはすっかり忘れていて、今回は annotation のない辞書を作ってみたり……とじたばたやってしまった。散々やっても普段の辞書が使えないので、default の SKK-JISYO.L を指定してみると、あっさりうまく使えてしまうのだが……

では何か制限要素のようなものがあるのか……と、これを書くに際して何種類か辞書ファイルを作成してみたところ、どうやら JIS 第三・第四水準の漢字が入っていると ibus-skk の挙動がおかしくなるらしい。ということで、もしも僕と同じ問題で苦しまれている方がおられたら、JIS 第三・第四水準の漢字を含む辞書ファイルはマージされないことをお薦めする。

詳細に関しては目下更に調査中なので、何か分かったらまたここに書くことにしよう。

再び iBus に更新

今朝、システムを更新したら、zenity がシステムから消えたことに気付いた。えらいこっちゃ。この zenity というツールは、Gtk と CUI の仲立ちをするもので、普段はその存在を意識することはないけれど、ないとエラいことになる。案の定、im-config などが起動しない状況になっている。おまけに Gtk 絡みのライブラリも更新のギャップにある状況らしく、SCIM が起動しない状況になっていた。

とりあえず様子をみることにして、他の仕事をして昼まで過ごし、さあ更新はどうなっているかな、と調べると、問題のライブラリ等は全て更新がかかっていて、元の状態に復元することができた。しかし……いつも使っている SRWare Iron 上で日本語を書こうとすると、SCIM の動作がひたすらに遅い。これでは使いものにならない。一体何があったのか。

少し考えてから、以前一度見切りをつけた iBus への更新をすることにする。なに、更新自体は大して手間もかからないのだが、以前問題になっていたことは……とチェックすると、一応問題は解消している模様。まだ、ユーザー辞書の挙動がちょっと怪しいのだが、これは後でまたチェックすることにしよう。

かくして、日本語変換システムを scim-skk から ibus-skk に変更。結局は SKK ベースだし、これで何も問題はない。それにしてもなあ。もし、SKK がなくなったら本当に困るよなあ……そんな日が来ないことを祈っておくことにしよう。

小康状態

この blog に、このひと月程の間、何度となく SPAM 的なコメントがされ続けてきた。こういうときは、アクセスログを徹底的に解析するわけだけど、それも面倒な話である。

それにしても、僕の blog にバーバリーがどうのとかシャネルがどうの、と書き込んでも、とてもじゃないが売り上げが上がるわけがない。そもそも、そんなものに飛び付くような輩がこの blog を読みに来るとは思えないからだ。だから、僕の blog に粘着的にコメントを書き込んでも、商業的には何ら利益はないはずだ。それにも関わらず、このような書き込みを繰り返すのは、相手が余程ヒマ、かつ馬鹿なのか、それとも、いつぞや(その1 その2)のように、僕に対する一種の攻撃なのか、という可能性を考える必要がある。

アクセス元を調べてみるが、アメリカを中心に複数のサイトから行われている。しかし、どうも単純な spoofing だとは思われない。まあ Windows でアンチウイルスをちゃんとやっていない端末を乗っ取って、一種の proxy みたいにしてアクセスを行っている可能性だってある。とりあえず、片っ端からアクセスコントロールをかけることにする。

ちなみにこの blog がどこで読まれているか、という話だが、日本、アメリカ、ヨーロッパが多い。結構世界中からアクセスが来ているので、同業(?)関係者が多いんじゃないかと思うのだが、実際には中国辺りからもアクセスは来ているのかもしれない。以前の書き込みとの類似性から、今回のこの書き込みも中国からではないかと疑っているのだが、このグローバルなご時世、中国からのアクセスは .cn からだけではない。中国国内の .cn ドメインからのアクセスだったとしても、金盾をクリアする目的などで妙な proxy も使われているんだろうから、baidu のクローラー位しか、完全に特定できる書き込みはない。

書き込みを行っている輩の「持駒」と思しきアドレスを全てカットして、この数日は書き込みのない状態を維持している。しかし、これで今回の騒ぎが収まったとも思えない。それにしても、暇な馬鹿というのは本当に有害だ。人の貴重な時間を無駄にさせやがって。正体が分かったら、もう二度と fugenji,org にアクセスしたくなくなるようなメに遭ってもらうことにしよう(いや、あくまで合法の範疇でね)。

Profile

T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

New Entries

Comment

Categories

Archives(902)

Link

Search

Free

e-mail address:
e-mail address