それではいよいよ TeXworks の設定に入ります。起動すると、まずテキストエディタのウインドウが出てきますが、
このウインドウのメニューから「編集」→「設定」を選ぶと、設定ウインドウが表示されます。まずフォントの設定を行います。「エディタ」タブを選択し、デフォルトのフォントとして「源ノ角ゴシック Code JP R」を選択します。
次に「タイプセット」タブを選択し、「タイプセットの方法」の右下にある「+」をクリックすると、タイプセットの方法の設定ウインドウが開きます。TeXworks のデフォルトでは、日本語を使う際に一般的な pLATEXの使用設定がありません。そのため、それを新規に作成する必要があります。
まず設定の名前を入力します。この例のように入れるのが一番分かりやすいと思いますが、好みで変えても問題はありません。この設定では、platex と dvipdfmx を連続して起動し、一回の手続きで PDF ファイルの生成を行うために ptex2pdf を使用しますので、プログラムとしては ptex2pdf を指定します。
次に引数を指定します。
各項目毎に、ウインドウの右下の「+」を押しながら追加していきます。確認できたら OK を押し、先のタイプセットの方法設定ウインドウの「デフォルト」のプルダウンメニューを、今作った “pLaTeX(ptex2pdf)” に変更してから、OK ボタンを押して変更を確定します。